NLPはよく、“脳の取扱い説明書“と例えられます。
これはNLPをとてもわかりやすく伝えるために、ひと言で表現したものです。一番よく耳にする言葉だと思います。
共同開発者Dr.リチャード・バンドラーの言葉を借りると、NLPの意味することのひとつに、人間の記憶・学習の仕組みの研究、とあります。NLP(神経言語プログラミング)は、多くの心理学者やソーシャルワーカーらが行う「治療」として用いることもでき、ひとつの「教育方法」としても捉えることもできます。
本質的には、人々に自分の頭脳の使い方を教える方法を開発したのだ、と著書の中で博士は唱えています。
NLPは、決して難しい理論で構成・展開されているものではありません。
もしNLPが理論的で形式ばった学術的なものなら、今ほどの発展はないでしょう。限られた頭脳の持ち主にのみに与えられ、実践者も限られていたと思います。
そもそもNLPは、優秀な心理療法家たちの「治療」方法や成功者の戦略モデルの研究プロセスにおいて開発されたメソッドです。
多く人が関わり、多くの時間を分析や解釈に費やして検証を重ね改良し体系化したものがNLP(神経言語プログラミング)です。
それは心理学などの分野、領域を遥かに超えた「テクノロジー」です。
まさにリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーのイノベーションによって、この世に生み出されたものです。
彼らは、優秀な治療者たちや成功者の体験モデルの「実用化」に成功をしたのです。
極限られた一部の人達にだけではなく多くの人へ届けることができました。
こうして皆さんが「NLP」を経験できることは、とても斬新で革新的だということなのです。
誰もが親しみを持って楽しく、しかも簡単にメソッドを実践できることは、実に素晴らしいことだと気づいてもらえたら幸いです。
そして、NLPは人間がこの世に存在する限り、まだまだ発展の途上にあるといえるでしょう。
NLPを表す言葉で「NLPは人間の主観的体験の理解」と示す言葉があります。私には一番しっくりくる表象です。
NLPは「あり方であり、生き方であり、態度であり、方法論であり、テクニックである」といわれる所以の通り、私たちの日常生活、人生の時間の中の全てにおいて経験していることに関わります。
主観的経験が自分自身に大きな影響を及ぼしているのを気づかせてくれます。
人は常に「望ましい自分、望ましい状態でありたい」と思うものですね。
しかし、その裏側では苛立ちがあったり不安や恐怖心があったりと複雑な心境にもなることも・・・
私たちには「変化」への期待や憧れが意識の中にあるのに、どうしてそのネガティブな感情に翻弄されなくてはならないのでしょうか?
「頭の中でいったい何が起きているのだろう?」
そんな風に捉えたことがありますか?
実は、思考や感情、行動、言語についての構造のメカニズムを理解することで「変容」への変化を生みだすことが可能です。
人は、外界からの情報を五感で取込み、認知する経過の中ですでに独自のモデルを創る営みが自動的に起きていることには気づきません。頭の中では、すべて自分の意思に反して知らず知らずのうちに行われるのです。
頭の中では良し悪しの区別も関係なく、無意識的にパターンが形成されてしまいます。
例えば・・・
いつも同じところで上手くいかない
あの人を見ると嫌な気持ちになる
好きなブランドを見ると買ってしまう
財布にお金があると無駄遣いする・・・のように。
「頭の中でいったい何が起きているのだろう?」
この構造の仕組みが理解できれば、意識的に、または意図的に行動ができるようになります。
望ましい結果を得るチャンスを得ることもたやすく可能になるのがNLPの考え方であり、テクニックです。
NLPは「主観性」に意識をし、自分の思考や行動を起こす「プログラム」を発見し自己理解を促します。そしてベストな方法やアイデアを創出し選択肢を広げます。
楽しく豊かな心の状態で実践することをが望ましい”ゴール”なのです。
NLPは広範囲で活用可能です。
仕事、介護医療、教育の現場は勿論のこと、子育て、家族、趣味など、選択肢はたくさんあります。
また、カウンセリング・セラピー、コーチング等の対人支援の分野でも、大変有効に使うことができます。
NLPはよくパソコンのOSに例えられるほどの、何にでも使えるベーシックなスキルです。
自分の人生において、自身がより良く機能するために、望ましい世界を創造するために「違い」に気づきパターンを修正し最適化します。
自分なりの活かし方や応用力が手に入ります。
■NLPコースで学ぶ重要な3つのテーマ
①自分を知る
②自己実現
③問題解決
■NLPコースで学べるポイント
「知識」だけでは体験はできません。例えば、本を読むことは実体験ではない、ということのように。
NLPは、主観性を大事にするところから、生身の体験を基本とします。
知識を超えた「使える心理」を理解と実践を繰り返しながら習得していきます。
理解を深めるために必要な、抽象的な概念と実践的な行動を両方向からバランスよく織り交ぜたアクティブラーニング方式で知的好奇心に刺激をし、心を満たし満足させながら自己発展を目指します。
■NLPはどんなことに何の役に立つのか?
1. 人間関係を円滑にするために役立つ。
2. コミュニケーション能力の向上に役立つ
3. 自分自身の目標達成に役立つ。
4. 良くない習慣を変えたり、止めるのに役立つ。
5. 仕事で成果を出すために役立つ。
6. 子育て・家族関係の問題やトラブルに役立つ。
7. 上司・部下の関係性に役立つ。
8. カウンセリングなどの対人援助に役立つ。
9. 夢・自己実現に役立つ。
10.その他、「できない」から「できる」へ。