【楽譜は音楽ではない】

エレクトーンを弾いて感じること、、、楽しくて止まらない

10年前にNLPのトレーナーライセンスをイギリスで取得する時に資金調達の苦肉の策として、自分の愛用していたエレクトーンを売ってしまったことがありました。

そのおかげでNLPトレーナーになれて、今こうしてトレーナーとしての多くの活躍の場に恵まれています。
音楽業界から去り、二者択一でNLPの世界に従事してこれたのも、この決断の結果だったように思われます。

そして、10年経った今、再びエレクトーンを買い戻しました。
いつかNLPで成功したら、絶対にエレクトーンを取り戻すこと。
それは私の秘かな夢でした。

中古ではあるけれど、びっくりするぐらい綺麗で美しく、何の違和感もありません。
こちらの持ち主の方も奇遇にも私と同じような経験をされて、買い戻したエレクトーンだったそうです。
だから、このエレクトーンは大事に使用され、いつまでも美しく保たれていたのですね！
来るべくして来たエレクトーンなのです。
もう絶対に手放さないと誓うのであります。

しばらく数年も弾かなかったのに、身体が覚えているのが不思議です。
無意識ちゃんがちゃんと私の能力を維持してくれた事に気づく、そして感謝です。

NLPでいう学習レベルの無意識的有能の領域。
この能力は疑いもなく、昔の私が根性と努力で獲得したものです。
10000時間の法則的に、かつて惜しみなく10000時間以上をこの楽器に費やしてきたことが、今の自分の至福に繋がっているんだと思うと感動しかないです。

上手いとか下手とか、そんな事は全く関係なくて、自分の為に自分が好きなように楽しく音楽を奏でれば良い！という悟りを得たところです。

「楽譜は音楽ではない」
全くその通りです。
楽譜は記号で、究極は紙切れ。
それは作曲家さんの意図であり参考でしかない。

音楽の目的は十人十色で色々あるけど、大事なことは自分の音楽を奏でること、自分を表現すること。
それが私にとっての音楽の醍醐味です。

もちろん、クラシックの様なジャンルなどにはルールはあります。
それも大事なこと。ちゃんと意味があることですからね。
演奏家さんのフィールドの選択によるものだから、基本的には自分の音楽が見つけられることが一番の喜びですね。

自分の気持ちや身体が音やメロディーによって変化するところが楽しい。
いつか、脳が喜ぶNLPエレクトーン教室でもやろうかな～と思うこともあります。

自分の弾きたい曲を弾いて、存分に自己満足に浸って幸せな気持ちを広げる教室なんかいいなぁ。

夢はたくさんあった方が楽しい。